元日、冬の比叡山延暦寺へ行ってきた(京都半日観光)

2019年1月1日、京都市内から比叡山の延暦寺まで観光に行ってきました。比叡山山頂からの景色も素晴らしく、おすすめの観光地です。京都市内から半日観光できるスポットなのでぜひ京都旅行と一緒に行かれてみてはいかがでしょうか。

比叡山延暦寺とは？

比叡山は京都と滋賀の県境にまたがる山です。比叡山は以下の3つの地域に分かれています。「東塔（とうどう）」「西塔（さいとう）」「横川（よかわ）」の3地域をあわせて比叡山延暦寺と呼びます。

1200年前、最澄というお坊さんが比叡山に真言宗という仏教を開きました。やがて比叡山延暦寺は仏教教学の中心となり、法然、栄西、親鸞、なども比叡山で修業されました。

東塔

比叡山延暦寺の中心的エリア。国宝の「根本中堂」をはじめ大講堂など見どころが最も多いです。私は今回は時間がなかったので、東塔のみ観光しました。

西塔

静かで鳥のさえずりが聞こえるほどの美しい雰囲気のエリア。釈迦堂や椿堂があります。

横川

延暦寺三塔の中で一番北のエリアで、横川中堂や元三大師堂などがあります。他の地域とは離れており、訪れる人はやや少なめだそうです。

元日、京都側から比叡山へのアクセス方法

比叡山延暦寺へは、滋賀の坂本側から行くルートと京都側から行くルートがあります。坂本からのルートは年中無休ですが、京都側のルートは冬季期間は運休になるため、比叡ケーブル・ロープウェイを使って行くことはできません。しかし、お正月期間の2019年1月1日～3日は臨時運行しています。

冬の比叡山アクセス

比叡ケーブル・ロープウェイの冬季運行

実際に元日に比叡山に行ってきた

今回はこのルートで行きました。京都駅を12時に出発し、17時には京都駅に帰ってくる半日観光プランです。

実際に2019年の元日の写真付きで紹介したいとおもいます。

▲まず京都駅前から出町柳までバスで乗車します。出町柳から八瀬比叡山口駅まで叡山電車に乗車します。ワンマン電車です。

▲八瀬比叡山口駅から歩いて3分でケーブル八瀬駅に着きます。ケーブルカーは、できればいい座席に座りたいので改札時間になるまで、並んで待ちました。

▲ケーブルカーの車内はこんなかんじです。山の斜面と同じような角度でつくられているため斜めの車体です。おすすめの座席は山頂側ではなく反対側の座席です。登りだと、進行方向いちばんうしろ側です。景色がよく見えます。

▲山頂に近づくにつれ、雪が多くなってきました。9分乗車でケーブル比叡駅に到着し、ロープウェイに乗り換えです。

▲ケーブル比叡駅から徒歩すぐでロープ叡山駅につきます。レトロでかわいい駅です。

▲ロープウェーから撮影。京都市内からちょっとでこんな景色が変わることに感動しました。個人的に雪が積もっているのが珍しくてこれがいわゆる銀世界かぁ～と感動していました。

▲ロープウェー比叡山頂駅に到着です。眺めがよかったです。ちょっと足がすくむくらいの景色でした。

▲ロープウェー山頂駅から山頂(バス停)までは350ｍほど歩きます。雪道なので、だいたい10分くらい歩きました。普通のスニーカーで来てしまったのですが、雪靴が絶対おすすめです。冷たかった～～。

▲山頂のバス停へ到着。だいたい30分に1本、東塔へのバスが出ていました。バスの時間までちょっと時間があったので、山頂からの景色を楽しみました。

京都、大阪方面から滋賀の大津まで眺められます。

▲こちらが実際の山頂からの風景、おそらく、京都市内方面です。天気がよく、最高の景色でした。

▲山頂にはガーデンミュージアムがあるのですが、冬季休業中でした。

▲バス停近くの売店ではちょっとした軽食などが食べられるようです。

▲バスが来た！！満員でした。約3分で東塔のバス停まで到着します。

▲東塔のバス停から徒歩2分ほどで東塔の入口です。「諸堂巡拝券」は700円です。この券で東塔、西塔、横川の諸堂を参拝できます。時間がないので、急ぎ足で観光しました。

▲まずは国宝の根本中堂へ。残念ながら現在改修中で、いつもの姿は見れませんでした。ただ、改修中ならではの姿でもあります。中は厳かな雰囲気でした。比叡山に来たら是非また訪問したいスポットです。

▲阿弥陀堂へ。

▲大講堂で鐘つきできるみたいで、並んでました。
時間がなかったので今回はスルーしました(´；ω；`)。

今回は東塔を約1時間かけてまわりました。正直、時間が足りなくて、さらーっとみただけでしたが、それでもよかった！次はもっとゆっくり来て西塔などにも行ってみたいです。

帰りも行きと同じルートで京都市内へ帰りました。
行きでは気が付かなかったですが、八瀬駅はとてもレトロでかわいい駅でした！